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デイサービスから帰ると寝てばかり…疲れてしまうのは大丈夫?理学療法士が解説

デイサービスから帰ってきた親が、夕方まで寝てしまう。

「疲れすぎているのでは?」

「デイサービスが合っていないのかな?」

そんな不安を感じたことはありませんか。

実際に、理学療法士として20年以上現場で働く中でも、ご家族からよく相談を受けた内容の一つです。

せっかく元気になってほしいと思って通い始めたのに、帰宅後はぐったり。

「かえって体力が落ちてしまうのでは」と心配になる気持ちはよくわかります。

しかし、デイサービスから帰宅後に眠ってしまうことは、必ずしも悪いことではありません。

大切なのは、「疲れている」という結果だけを見るのではなく、その疲れ方や翌日の様子を見ることです。

この記事では、デイサービスから帰ると寝てしまう理由と、様子を見てよいケース、相談した方がよいケースについて、現場経験をもとに解説します。

目次

デイサービスから帰って寝てしまうこと自体は珍しくありません

活動量が増えて自然に疲れている

デイサービスでは、自宅で過ごすより歩いたり、体操をしたり、人と話したりする時間が増えます。

普段あまり外出しない方にとっては、それだけでも十分な運動になります。

帰宅後に眠るのは、活動した結果として自然な反応であることも少なくありません。

人との交流は想像以上に疲れる

身体だけでなく、気を使うことでも疲れます。

スタッフや他の利用者さんとの会話、レクリエーションへの参加など、本人が思っている以上にエネルギーを使っています。

特に利用を始めたばかりの頃は、緊張から疲れやすくなる方も多くいます。

翌日に元気なら過度な心配はいらない

帰宅後に昼寝をしても、

  • 翌日は普段通り過ごせる
  • 食欲がある
  • 次回も嫌がらず利用している

のであれば、大きな問題ではないことがほとんどです。

疲れは「活動できた証拠」と考えられることもあります。

こんな時はデイサービスへ相談しましょう

次のような場合は、一度スタッフやケアマネジャーへ相談することをおすすめします。

  • 毎回ぐったりしている
  • 筋肉痛が強い。
  • 帰った後に疲れが強く、ふらつく。
  • 利用を極端に嫌がるようになった

そもそもデイサービスは活動をしに出掛けるところです。

精神的にも身体的にもつかれるのは当然ですが、過ぎるとかえって転倒につながるなどの事故につながることもあります。

活動量やプログラムを調整することで改善するケースも多いため、家での様子は遠慮なく

ケアマネジャーや事業所に相談するのがおすすめです。

理学療法士として伝えたいこと

現場では、「疲れているからデイサービスをやめた方がいいですか?」

という相談をよく受けました。

しかし実際には、利用を続けることで生活リズムが整い、表情が明るくなった方が多くいます。

大切なのは、帰宅後だけを見るのではなく、翌日の様子や生活全体を見ることです。

また、ケアマネジャーや事業所と密にコミュニケーションをとることです。

疲れていることだけで「合っていない」と判断する必要はありません。

よくある質問

デイサービスで寝てしまっても大丈夫ですか?

施設では体調に合わせて休憩できるよう静養室が用意されています。

無理に活動を続けることは少なく、安心して利用できます。

利用を始めてから疲れやすくなりました。

利用開始直後は疲れが出やすい時期です。

数週間で慣れる方も多いため、様子を見ながらスタッフへ相談してみましょう。

疲れているなら利用回数を減らした方がいいですか?

まずはデイサービスへ相談しましょう。

出かける事自体が重要な効果があります。

続けている内にリズムができる人が多いです。

運動量や過ごし方を調整することで改善することも多いため、遠慮なく

相談しましょう。

家では寝てばかりになりますが問題ありませんか?

食事や水分が取れていて、翌日には回復しているのであれば、過度に心配する必要はありません。

徐々に慣れていきます。

デイサービスが本人に合っているかはどう判断すればいいですか?

帰宅後だけではなく、笑顔が増えたか、生活リズムが整ったか、

外出を楽しみにしているかなども大切な判断材料です。

まとめ

デイサービスから帰って寝てしまうと、「疲れさせすぎでは?」と心配になるものです。

しかし、多くの場合は活動量や人との交流による自然な疲れですし、活動をしに出かけているため、良く効いているという見方もできます。

一方で、翌日まで回復しない、疲れでふらついて転びそう、食欲がない、体調不良が続く場合は、デイサービスやケアマネジャーへ相談しましょう。

家族だけで判断する必要はありません。

サービス事業所と一緒に様子を見ながら、その人に合った利用方法を考えていくことが、安心して介護を続けるための近道です。

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この記事を書いた人

リハビリ専門職として病院・訪問リハビリ・介護保険分野などで20年以上現場に関わってきました。現在は介護施設の運営支援や現場改善にも携わっています。実際の現場では、介護疲れや家族関係、仕事との両立など、多くの悩みや葛藤を見てきました。このサイトでは、“理想論だけでは続かない介護”を前提に、一人で抱え込みすぎず、少しでもラクに続けるための現実的な情報を、現場経験をもとに発信しています。

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