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ケアマネが合わないと感じたらどうする?変更はできる?現場経験から対処法を解説

「話を聞いてくれない」「相談しづらい」「なんとなく合わない」
介護を進める中で、ケアマネジャー(ケアマネ)との関係に悩む方は少なくありません。

本来、ケアマネは介護サービスを調整し、家族を支える立場です。
ですが実際には、相性・考え方・対応スピードなどによって「この人とはやりづらい…」と感じるケースもあります。

ただ、介護では「お世話になっているから言いづらい」「変更したら気まずい」と我慢してしまう方も多いです。

この記事では、ケアマネが合わないと感じる理由と、無理を続けないための現実的な対処法を解説します。

目次

ケアマネが合わないと感じるのは珍しいことではありません

介護では、ケアマネとの関係が負担になることがあります。

よくある悩みとしては、

  • 話をちゃんと聞いてくれない
  • 相談しても動きが遅い
  • 家族の状況を理解してもらえない
  • 高圧的で話しづらい
  • 連絡がつきにくい
  • サービスを強く勧められる
  • 「これくらい普通です」と流される

などがあります。

特に家族介護では、ただでさえ精神的に余裕がありません。

その状態で「相談相手に気を遣う」「話すだけで疲れる」という関係になると、介護全体がかなり苦しくなります。

現場でも「ケアマネ変更してから家族がかなり落ち着いた」というケースは実際によくあります。

「自分が我慢すればいい」と抱え込む必要はありません。

ケアマネが合わないときは“変更も含めて調整してよい”

ケアマネは変更できます。

「一度契約したら変えられない」と思われがちですが、実際には利用者側から変更することが可能です。

無理に我慢し続けるより、“介護が続けやすくなること”を優先した方が結果的にはうまくいきます。

まずは「何が合わないのか」を整理する

最初におすすめなのは、「なんとなく嫌」を整理し、可能であれば現在のケアマネジャーと調整することです。

変更は少なからず、家族や利用者にとっても心理的負担になりますし、多少の手間がかかります。

ケアマネジャー側も性別、年齢、経験年数、ケアマネジャー以外の保有資格などで、介護に対する考え方や対応スタイルが様々です。

認識にズレが起きているだけの場合もありますので、まずは一度「こうしてもらえると助かる」を伝えてみるのも一つです。

改善しない場合は“変更”を検討してよい

話し合っても改善しない場合、あるいは話し合うのも負担が大きい場合は変更を検討して問題ありません。

介護では“相性”もかなり重要です。

特に、

  • 話すだけで強いストレスになる
  • 不信感が強い
  • 必要な支援につながらない
  • 家族が萎縮してしまう

こうした状態なら、無理に続けない方がよいでしょう。

実際の介護現場でも、ケアマネの変更は一定数行われている対応です。

変更は地域包括支援センターへ相談でもOK

「直接言いづらい」という場合は、地域包括支援センターへ相談しても大丈夫です。

地域包括支援センターは、高齢者介護の総合相談窓口です。

  • 他の事業所を紹介してもらう
  • 間に入って調整してもらう
  • 今の状況を整理する

などの相談もできます。

特に、家族だけで抱え込むと「もう誰にも相談したくない」という状態になりやすいため、第三者を入れるだけでもかなりラクになることがあります。

ケアマネを変更する際の具体的流れ

ケアマネの変更は決して珍しいことではありません。

整理しても、相談しても現状が改善しないようであれば、変更する手段を検討しましょう。

手続きについても手間がかかるようなものはなく、当事者や家族が行う作業はケアマネジャーを変えることを決断し相談する程度です。

あとは新しいケアマネジャー側が必要な手続きなどを調整し、案内してくれますので安心です。

具体的な手順を紹介します。

STEP

当事者本人と相談し変更することを決める

当事者本人との関係性も重要です。

本人とも相談し変更を決めましょう。

STEP

地域包括支援センターへ相談するか新しい居宅介護支援事業所を探す。

地域包括支援センターへ変更の検討や新しい居宅介護支援事業所の紹介を相談お願いすることもできますし、頼みたい居宅介護支援事業所があれば、そちらに直接相談依頼することも可能です。

STEP

担当変更に伴う手続きなど

変更手続きは基本的には新しく契約するケアマネジャー側が主導して進めてくれます。今までのケアプランや利用サービス情報などの移行もお任せで大丈夫です。

当事者や家族が対応すべき手続きはこちらです。

  • 新しい居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)との契約
  • 情報の共有(困りごとや希望の共有)
  • 利用中サービスがあれば求められた担当者会議への参加

従来のケアマネジャーへの連絡についても、家族からは難しいようであれば先方に任せることが可能です。

通常数日~2週間程度で移行が完了します。

家族側が率先して行うようなものはありません。

新しい事業所の方で、必要な情報共有や会議の日程調整、利用サービス先との調整、行政との手続きなどを担ってくれるので、心配はいりません。

そんなわけで、具体的手続きについて紹介しましたが、作業内容はとてもシンプルで難しいことはありません。

当事者と相談し、必要な場合は変更をすすめましょう。

よくある質問(Q&A)

ケアマネを変更すると気まずくなりませんか?

心理的に負担に感じるのが自然ですし、気にされるご家族様が多いです。

ですが、ケアマネ変更は決して珍しいことではありませんし、気まずくて後悔したというケースもあまりありません。

最も大切なのは持続可能な介護環境を協力して作ることです。

迷う場合は地域包括支援センターなど、第3者となる場所へ相談してみることをお勧めします。

ケアマネ変更にお金はかかりますか?

変更のために特別かかる費用はありません。

どんなケアマネが“合う”と言えますか?

いろいろなケアマネジャーがいらっしゃいますし、家族の形もそれぞれです一概には言えませんが、家族や当事者の気持ちや状況を良く聞いて理解してくれる方が良いでしょう。

また連絡の取りやすさや相談のしやすさも重要です。

というのもケアマネジャーは介護サービスの相談調整役として、当事者と家族に最も近いポジションにいる存在です。

在宅生活が続けていけるように、伴走してくれる方が合っているといえるでしょう。

ケアマネを変更すると使っているサービスはどうなりますか?

使用中のサービスは基本的にそのまま利用が可能です。

ケアマネ変更にはどれくらい時間がかかりますか?

一般的には数日~2週間程度です。

新しい事業所の空き状況やサービス利用状況により前後します。

まとめ

ケアマネが合わないと感じるのは、珍しいことではありません。

介護では、家族側もかなり消耗しています。

だからこそ、

  • 無理に我慢しすぎない
  • 合わない理由を整理する
  • 必要なら変更も検討する
  • 地域包括支援センターを頼る

こうした調整はして大丈夫です。

介護は“我慢比べ”ではなく、“続けられる形を作ること”が大切です。

「なんとなくしんどい」を放置せず、少しでも相談しやすい環境へ近づけることが、結果的に介護負担の軽減につながります。

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この記事を書いた人

理学療法士として病院・訪問リハビリ・介護保険分野などで20年以上現場に関わってきました。現在は介護施設の運営支援や現場改善にも携わっています。実際の現場では、介護疲れや家族関係、仕事との両立など、多くの悩みや葛藤を見てきました。このサイトでは、“理想論だけでは続かない介護”を前提に、一人で抱え込みすぎず、少しでもラクに続けるための現実的な情報を、現場経験をもとに発信しています。

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